文慶刀りけい さん
男性/30代前半
理系学部卒ながら、数学が一番苦手。とある物流会社に勤務しています。ITパスポート以外では、乙種4類に始まり、第一種衛生管理者、貿易実務検定C級、通関士、ビジネス実務法務検定2級、フォークリフト運転技能講習修了証、運行管理者(貨物)、生命保険募集人資格、簿記3級を取得しました。
●2018年4月に【840点】で合格
●学習期間は3週間(合計学習時間は約20時間)
【1〜7日目】通勤時間にテキストを一通り読んでから
私の場合、大学の学科が情報工学、また社会人になってからは情報システム部門に配属されてから1年後という、知識と実務経験の両方をある程度積んだ状態でITパスポートにチャレンジしました。
ITパスポートの勉強として、まずはテキストを一回読むところから始めました。
使用したテキストは会社の本棚にあった先輩が使ったらしき遺物(?)の7年前の『イメージ&クレバー方式でよくわかる 栢木先生のITパスポート教室』(技術評論社)。イラストが多く直感的に読めてわかりやすかったので、通勤中に眺める感じで、だらだらと1週間くらいかけて読みました。
【8〜16日目】ベースがあれば、基本的には過去問だけでOK!
だらだらテキストを読むところからはじめましたが、あくまで全体を把握するという感じ。実質的な勉強としては、「ITパスポート過去問道場」に挑戦し、解けなかったところだけテキストで確認し、解説を見ながら、ひたすら数をこなしていきました。
ぶっちゃけ、過去問だけやっていれば受かります!
ただし、解説はやっぱり断片的になってしまうので、自信がないところや解けなかったところはテキストで確認する方がいいと思います。ただ私が使ったのは7年前のものだったので、過去問道場の解答と照らし合わせて見るのにも、えらい難儀しました(汗)。基本的なことがメインとはいえ、ITパスポートは毎年試験範囲が見直され、追加されることもあります。私の場合、情報が古く、出題範囲外のところも無駄に勉強しました。無駄と知りつつ、そのまま勉強しましたが、落ちてたらどうしてたんや…。受かってよかった。
なので、もう一言付け加えるなら、「テキストは、年度に合わせた最新版を買おう!」
【勉強のコツ①】中身を見てから本を選ぶ
「過去問道場だけやってれば受かる!」と書いたので、「テキストは要らないだろー」と思われるかもしれませんが、試験範囲の把握や、過去問道場の解説による断片的な知識ではなく、体系的な知識の習得のためにもテキストの購入をおすすめします。とはいえ、合う合わないがあると思うので、本屋さんなどで中身を見てから選ぶといいでしょう。
【17〜21日目】過去問を通しでやってみて時間内に終わらせる
過去問ばかりやっていると、単発で答えるばかりになってしまうので、比較的解けるようになってきたら、流しで過去問をやってみましょう。問題数が多く、1問あたり80秒で解かないといけないので一見大変そうに見えますが、ほとんど即答できる問題なのでキチンと勉強していれば時間はあまるはず。1問あたり80秒以上悩んだら次の問題に行くようにして、本番のつもりで時間内に終わらせることを意識します。
【この勉強法は、この勉強法はこんな方におすすめ!】
ひたすら過去問を解くだけという勉強法なので、一定のIT知識や社会人経験がある人におすすめです。それがない場合は、やっぱりテキストをしっかり読まないと厳しいかもしれません。想像以上に内容や重要度も変わっていたので、業務経験がある方も新しいテキストで学ぶことで自分の中の情報もアップデートされると思います。
試験結果レポート
試験は、横浜駅西口の裏の某ビルで受けました。初めてのCBT試験だったのですが、仕切りのある部屋にパソコンが置いてあり、「予備校自習室か?」と思わせる部屋でした。試験後すぐに結果が表示されたので戸惑いましたが、合格していて一安心。解いてる時に迷ったマネジメント系がまさかの満点!逆に自信のあったストラテジ系が一番低いという結果でした。まぐれでも純粋に満点は嬉しかったです。
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「AとくればB」方式と節ごとの確認問題で効率良く学習したい(猫にも癒やされたい)
かやのき先生のITパスポート教室
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