過去の記事でも紹介したように、受験者が特に多いのが3月です。ITパスポート試験を直前に控えている方も多いと思いますが、試験直前にどんな対策をすればいいのか紹介したいと思います。
「これまでやってきた勉強のやり方を続ける!」というのも良いと思うので、あくまで参考としてご覧ください。

直前対策1 解けなかった過去問を解きなおす
過去問を解くというのは王道の勉強法ですが、これまで勉強してきた中でわからなかった問題、解けなかった問題を再度解いてみるのは効果的です。苦手な問題があった場合、それに関連する分野の知識が抜けている場合もあるので、直前に何を勉強したらいいかも見えてくるかもしれません。
弊社の『ITパスポート合格教本』『ITパスポート パーフェクトラーニング過去問題集』の読者特典として利用できるWebアプリのDEKIDAS-WEBでは、これまで間違えた問題だけを出題する機能がついています。ぜひ活用してみてくださいね。
直前対策2 参考書の「さくいん」を流し見する
ITパスポートを受験した後、「こんな用語なかったぞ!!」と思いながら、参考書に載っているか巻末の「さくいん」を使って調べるとちゃんと載っていて、「読んだはずなのに記憶がない…」となった経験が筆者にはあります。そんな事態を防ぐために、「さくいん」を受験前に見てみるというのもひとつの勉強法です。さくいんを見ながら、載っている単語をサッとどんな単語なのか出てくるか、説明できるか確認してみてください。わからない単語があったら、さくいんに書いてあるページを見ればすぐに中身が確認できるので非常に効率的です。
直前対策3 試験当日に焦らないようにCBT試験と会場のことを知っておく
ITパスポートはパソコンを使って受験するCBT(Computer Based Testing)形式の試験となっています。ペーパーテストとは勝手が違うので、PCによる受験画面を体験しておくのもおすすめです。ITパスポートの公式サイトから、CBT疑似体験ソフトウェアが提供されています。
https://www3.jitec.ipa.go.jp/JitesCbt/html/guidance/trial_examapp.html
また、入試や一度に大人数が受験する資格試験と違って、ITパスポートは各会場少人数ずつ受験することが多いです。そのため、受験会場は「ITパスポート受験者の方はこちら!!」というような大きな看板や案内は出ていません。そんな中目的の建物に入ってエレベーターなどで会場のあるフロアまでたどり着かなければいけないのは、普段行ったことがない場所だと結構大変です。迷わずたどり着けるよう下調べをしておきましょう。会場にちょっと早めについてしまっても、開始直前までは待っている間勉強できるので、早めに会場に向かうのがオススメです。
直前対策4 前日はよく寝る!
ITパスポートの試験時間は2時間で、途中の休憩もありません。試験当日は緊張も相まって想像以上に体力を使います。前日の一夜漬けも作戦のひとつですが、最初から最後までしっかり集中できるように、体調を整えていくのは大切です。
ITパスポートは合格ラインギリギリで合格/不合格となる人がとても多い試験です。最後のひと踏ん張りが合格に繋がることもきっと多いはず。直前までしっかり対策して試験に臨みましょう!