【ランダム5問】AIに関する問題 2025 3/03 2025年3月3日 ITパスポート試験では,試験時間120分間で100問出題されます。ここでは1問につき1分としてタイマーを5分に設定しています。時間のかかる問題や最後の見直しも含めて,最低でもこのペースで解けるよう,感覚を身につけましょう。 【ランダム5問】AIに関する問題 問題文や選択肢にAI関連の記述が含まれている問題をピックアップしています。ほとんどが内容もAIに関連していますが,中には「AIをダシにしているだけ」といった問題もあります(計算問題など)。ぜひご挑戦ください! 1 / 5 カテゴリー: ストラテジ系 AIに関するガイドラインの一つである“人間中心のAI社会原則”に定められている七つの“AI社会原則”のうち,“イノベーションの原則”に関する記述として,最も適切なものはどれか。 ア AIの発展によって人も併せて進化するように,国際化や多様化を推進し,大学,研究機関,企業など,官民における連携と,柔軟な人材の移動を促進する。 イ AIの利用がもたらす結果については,問題の特性に応じて,AIの開発,提供,利用に携わった関係者が分担して責任を負う。 ウ サービスの提供者は,AIを利用している事実やデータの取得方法や使用方法,結果の適切性について,利用者に対する適切な説明を行う。 エ 情報弱者を生み出さないために,幼児教育や初等中等教育において,AI活用や情報リテラシーに関する教育を行う。 令和6年度問12 アが「イノベーションの原則」に関する記述となります。その他の選択肢もすべて「七つの“AI社会原則”」からの出典です。イは「人間中心の原則」,ウは「公平性,説明責任及び透明性の原則」,エは「教育・リテラシーの原則」に関する記述です。これら以外に,「プライバシー確保の原則」「セキュリティ確保の原則」「公正競争確保の原則」が定められています。 2 / 5 カテゴリー: ストラテジ系 AIを開発するベンチャー企業のA社が,資金調達を目的に,金融商品取引所に初めて上場することになった。このように,企業の未公開の株式を,新たに公開することを表す用語として,最も適切なものはどれか。 ア IPO イ LBO ウ TOB エ VC 令和5年度問28 このように新規に株式市場に上場することをIPO(Initial Public Offering)といいます。イのLBO(Leveraged Buyout)は,企業間のM&A(Mergers and Acquisitions;合併と買収)の手法の一つで,買収対象の企業(譲渡企業)の信用力を担保に資金を調達して買収する手法です。ウのTOB(Takeover Bid)は,株式公開買付けと訳されます。目的とする株式の買付価格や期間を設定して,取引所外で買い付けを行います。これもM&Aの手法の一つです。エのVC(Venture Capital)は,ベンチャー企業に投資する投資会社などを指します。 3 / 5 カテゴリー: テクノロジ系 AIにおける機械学習の学習方法に関する次の記述中のa~cに入れる字句の適切な組合せはどれか。教師あり学習は,正解を付けた学習データを入力することによって[ a ]と呼ばれる手法で未知のデータを複数のクラスに分けたり,[ b ]と呼ばれる手法でデータの関係性を見つけたりすることができるようになる学習方法である。教師なし学習は,正解を付けない学習データを入力することによって[ c ]と呼ばれる手法などで次第にデータを正しくグループ分けできるようになる学習方法である。 ア イ ウ エ 令和6年度問65 教師あり学習において,データを複数のクラスに分ける手法を「分類」(a),データの関係性を見つけ,数値の予測を行う手法を「回帰」(b)といいます。また,教師なし学習では似た特徴を持つデータ同士をグループ分けして,データのパターンを見つけ出します。この手法を「クラスタリング」(c)といいます。 4 / 5 カテゴリー: テクノロジ系 AIに利用されるニューラルネットワークにおける活性化関数に関する記述として適切なものはどれか。 ア ニューラルネットワークから得られた結果を基に計算し,結果の信頼度を出力する。 イ 入力層と出力層のニューロンの数を基に計算し,中間層に必要なニューロンの数を出力する。 ウ ニューロンの接続構成を基に計算し,最適なニューロンの数を出力する。 エ 一つのニューロンにおいて,入力された値を基に計算し,次のニューロンに渡す値を出力する。 令和5年度問91 正解はエです。活性化関数は伝達関数ともいい,ニューラルネットワークにおいて,あるニューロンに入力された値を基に出力を計算し,次のニューロンに渡す役割をもちます。アが紛らわしいですが,ニューロン間の受け渡しではないことから誤りです。イとウは,ニューロンの数を扱っており,該当しません。※憶測ですが,この問題はITパスポート試験にしては専門性が高いことから,「採点されない問題」である可能性があります 5 / 5 カテゴリー: テクノロジ系 AIの関連技術であるディープラーニングに用いられる技術として,最も適切なものはどれか。 ア ソーシャルネットワーク イ ニューラルネットワーク ウ フィージビリティスタデイ エ フォールトトレラント 令和6年度問95 ディープラーニング(深層学習)は,機械学習の代表的な手法のひとつです。人間の脳神経回路を模した「ニューラルネットワーク」を,従来と比較して格段に多層化(4層以上~数百,数千に及ぶものもある)したものです。したがってイが正解です。アのソーシャルネットワークは,人や集団同士の社会的な繋がりを指します。そのような場や機能をサービスとして提供するのがSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)です。ウのフィージビリティスタデイは,新しい事業や商品を開発する際に,実現可能性(フィージビリティ)を検討・調査することをいいます。エのフォールトトレラントは「耐障害性」のことです。なんらかの故障が発生しても機能を保ち続けることをいいます。 再チャレンジする 終了 よかったらシェアしてね! URLをコピーしました! 【ランダム5問】英略語に関する問題