【ランダム5問】AIに関する問題 2025 3/03 2025年3月3日 ITパスポート試験では,試験時間120分間で100問出題されます。ここでは1問につき1分としてタイマーを5分に設定しています。時間のかかる問題や最後の見直しも含めて,最低でもこのペースで解けるよう,感覚を身につけましょう。 【ランダム5問】AIに関する問題 問題文や選択肢にAI関連の記述が含まれている問題をピックアップしています。ほとんどが内容もAIに関連していますが,中には「AIをダシにしているだけ」といった問題もあります(計算問題など)。ぜひご挑戦ください! 1 / 5 カテゴリー: ストラテジ系 データサイエンティストの役割に関する記述として,最も適切なものはどれか。 ア 機械学習や統計などの手法を用いてビッグデータを解析することによって,ビジネスに活用するための新たな知見を獲得する。 イ 企業が保有する膨大なデータを高速に検索できるように,パフォーマンスの高いデータベースを運用するためのシステム基盤を構築する。 ウ 企業における情報システムに関するリスクを評価するために,現場でのデータの取扱いや管理についての実態を調査する。 エ 企業や組織における安全な情報システムの企画,設計,開発,運用を,サイバーセキュリティに関する専門的な知識や技能を活用して支援する。 令和6年度問26 データサイエンティストはデータ解析の専門家ですので,正解はアです。イはデータベースエンジニア,ウはセキュリティ担当もしくは監査人,エはセキュリティエンジニアの役割です。 2 / 5 カテゴリー: ストラテジ系 第4次産業革命に関する記述として,最も適切なものはどれか。 ア 医療やインフラ,交通システムなどの生活における様々な領域で,インターネットやAIを活用して,サービスの自動化と質の向上を図る。 イ エレクトロニクスを活用した産業用ロボットを工場に導入することによって,生産の自動化と人件費の抑制を行う。 ウ 工場においてベルトコンベアを利用した生産ラインを構築することによって,工業製品の大量生産を行う。 エ 織機など,軽工業の機械の動力に蒸気エネルギーを利用することによって,人手による作業に比べて生産性を高める。 令和5年度問35 近年のAI,IoT,ロボット,クラウドなどを活用した技術革新の時代を,18世紀から始まった産業革命から数えて4番目の変革の時代と数える呼称です。選択肢のアが正解で,ネットワークやAIを活用した技術の浸透がベースとなります。究極的には人体や生物にも組み込まれていき,生物も“拡張”できるという,SFのような仮説も唱えられています。イは第3次産業革命(≒デジタル革命),ウは第2次産業革命(重工業),エは第1次産業革命(軽工業)の説明です。 3 / 5 カテゴリー: マネジメント系 アジャイル開発を実施している事例として,最も適切なものはどれか。 ア AIシステムの予測精度を検証するために,開発に着手する前にトライアルを行い,有効なアルゴリズムを選択する。 イ IoTの様々な技術を幅広く採用したいので,技術を保有するベンダに開発を委託する。 ウ IoTを採用した大規模システムの開発を,上流から下流までの各工程における完了の承認を行いながら順番に進める。 エ 分析システムの開発において,分析の精度の向上を図るために,固定された短期間のサイクルを繰り返しながら分析プログラムの機能を順次追加する。 令和3年度問51 アジャイル開発の特徴は,短いサイクルで「計画~設計~実装~テスト(リリース)」を何度も繰り返す点にあります。これにより,早い段階から実際に動く状態で確認でき,要件や仕様の変更にも都度対応することで,大きな手戻りが発生しにくく,全体の開発期間を短縮できることを狙っています。アは,前準備として検証や調査を行っている記述です。開発や実装を進めながら,反復的にトライ&エラーを繰り返すような記述であれば,正答になりえます。イは,開発の委託に関する説明です。ウは,従来からのウォーターフォール開発の説明です。 4 / 5 カテゴリー: マネジメント系 あるコールセンタでは,顧客からの電話による問合せに対応するオペレータを支援するシステムとして,顧客とオペレータの会話の音声を認識し,顧客の問合せに対する回答の候補をオペレータのPCの画面に表示するAIを導入した。1日の対応件数は1,000件であり,問合せ内容によって二つのグループA,Bに分けた。AI導入前後の各グループの対応件数,対応時間が表のとおりであるとき,AI導入後に,1日分の1,000件に対応する時間は何%短縮できたか。 ア 15 イ 16 ウ 20 エ 24 令和2年度問43 グループAとBのうち,グループBはAI導入前後で変化がありません。したがって,グループAの短縮分だけ考えればよいことになります。グループAは全体の80%を占め,それがAI導入後に30%短縮できたので,0.8×0.3=0.24つまり,24%短縮できたことになります。 5 / 5 カテゴリー: テクノロジ系 AIの関連技術であるディープラーニングに用いられる技術として,最も適切なものはどれか。 ア ソーシャルネットワーク イ ニューラルネットワーク ウ フィージビリティスタデイ エ フォールトトレラント 令和6年度問95 ディープラーニング(深層学習)は,機械学習の代表的な手法のひとつです。人間の脳神経回路を模した「ニューラルネットワーク」を,従来と比較して格段に多層化(4層以上~数百,数千に及ぶものもある)したものです。したがってイが正解です。アのソーシャルネットワークは,人や集団同士の社会的な繋がりを指します。そのような場や機能をサービスとして提供するのがSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)です。ウのフィージビリティスタデイは,新しい事業や商品を開発する際に,実現可能性(フィージビリティ)を検討・調査することをいいます。エのフォールトトレラントは「耐障害性」のことです。なんらかの故障が発生しても機能を保ち続けることをいいます。 再チャレンジする 終了 よかったらシェアしてね! URLをコピーしました! 【ランダム5問】英略語に関する問題