ITパスポートは、いまや年間20万人が受験するITの国家資格。個人個人での受験はもちろん、学校をはじめとした教育機関での一括受験、それに向けた取り組みも行われています。
このコーナーでは、ITパスポートの受験・取得を推進している学校・教育機関の担当者の方へメールインタビューを実施し、なぜITパスポートの取得をめざすのか、実際にどの参考書を利用しているのか、など、教育の観点から迫ります。

取材した学校・教育機関:
千葉経済大学附属高等学校 情報処理科
https://www.cku-h.ed.jp/
千葉経済大学附属高等学校は、佐久間惣治郎が「片手に論語 片手に算盤」の精神のもとに建学した、千葉女子商業学校を母胎として、1993年に今の名称となった高等学校です。
「明朗・真摯・友愛」の校風を掲げ、さわやかにのびのびと、ひたむきに勉学や資格取得・部活動等に取り組んで、人としての倫理・道徳を養うとともに、社会に貢献する専門性を培うことを目的とした同校情報処理科において、ITパスポート取得を目指す理由について伺いました。
取材時期:2022年6月
情報処理科という専門性をより強固にしてくれる資格として
- ─なぜITパスポートの取得を目指しているのでしょうか? また、取得したことによる意義などは感じますか?
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私が担当している学科は情報処理科です。その名の通り情報・情報処理を専門とした勉学を行う学科であり、生徒たちにはその知識を習得してもらいます。ですから、ITパスポートという「情報」に関する国家試験を勉強し取得することにより、「情報」という分野において自信を持って、努力する喜びを知ってもらうために取得を促進しています。
高校生でもわかりやすく、接しやすい栢木先生シリーズ
- ─今回『令和04年 栢木先生のITパスポート教室準拠 書き込み式ドリル』および『令和04年 イメージ&クレバー方式でよくわかる栢木先生のITパスポート教室』を一括採用し、利用した理由はなぜですか?
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高校生の授業で使用している一番の理由は「わかりやすい表現」です。栢木先生が持つ、接しやすさ、学びやすさが選定の大きな理由です。情報処理科とは言え、高校生ですから、参考書やドリルの中身(表現)が難解ですと、それだけで敬遠してしまいます。

わかりやすさの先にある、合格率の高さ
- ─この書籍を利用した皆さんからはどのような反応や声が上がっていますか?
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「わかりやすさ」という特徴から、多くの生徒たちが合格しています。このように、結果として合格率が上がっていることは生徒たちにとっても嬉しいことですし、合格する生徒が増えると、それに触発され(未取得の生徒たちが)試験に向けて学習する、良い循環が生まれていますね。
- ─ありがとうございました。
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インタビュイー:
千葉経済大学附属高等学校/伴雅史先生
