
「ITパスポートって意味ないよね?」
こんな言葉を目にしたことがあるのではないでしょうか。SNSや掲示板、口コミサイトでは、ITパスポートに対して否定的な意見も少なくありません。
調べてみると
- 取っても役に立たなかった
- 評価されなかった・履歴書に書けない
といった声が見つかり、これから受験しようとしている人からすると不安に感じてしまいます。
では本当に、ITパスポートは意味のない資格なのでしょうか。
本記事ではまず、なぜITパスポートが「意味ない」と言われがちなのかを整理します。そしてITパスポートは実際にどのような場面で評価され、どんな人にとって価値がある資格なのかを解説します。
ITパスポートが「意味ない」と言われる4つの理由
① 取得しても業務で活かせないと言われがち
ITパスポートの試験範囲は、ITだけでなく、経営戦略、会計、法律など幅広い分野に及びます。
しかし、
- 日常業務で直接使う場面が少ない
- 勉強した内容が仕事に結びつかない
と感じる人も一定数います。
「知識はついたが、実務で役立っている実感がない」
こうした感想が、「意味がない」と言われる理由の一つになっていると考えられます。
② 「誰でも受かる資格」というイメージがある
ITパスポートは国家資格の中では難易度が低めで、合格率も比較的高い試験です。
その結果、
「努力の証明にならない」
といったイメージを持たれがちです。
「誰でも受かる=価値が低い」と判断されてしまうことも少なくありません。

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③エンジニア職では評価されにくい
IT系資格の話題になると、必ず比較されるのが基本情報技術者試験です。
エンジニア職やIT職では、ITパスポートより基本情報という評価基準にしていることが多いです。
そのため、ITパスポートだけではエンジニア職で評価されにくく、
「それなら最初から基本情報を取るべき」
という意見につながります。踏み台資格として軽視されやすいことが理由の一つです。
④ 昇給・昇進・転職に直結しないと思われている
資格を取る理由として多いのが、「昇進したい」、「年収を上げたい」、「転職を有利にしたい」といった期待です。
しかしITパスポートを取得したにもかかわらず、
「取っても給料が上がらなかった」→「意味なかった」
と感じる人がいるのも事実です。ただし、これはすべての企業に当てはまる話ではありません。ITパスポートを昇進・昇格要件として正式に採用している企業も存在します。
では次のページでITパスポートの役割と、取得後どんなことに活かせるかみてみましょう。
