春の就職や進学、あるいは新年度に向けて、年度内にITパスポートの取得が必要な方もいると思います。
「まずは勉強して、目途が立ってきたら予約しよう」と、直前に予約しようとしたら、希望の日程が満席で受験できない…となってしまう可能性があります。今回の記事を要約すると「3か月前から予約できて、3日前まで変更ができるから早めに予約しましょう!年度末は特に受験者が多いので注意!」となります。まずはここだけ抑えてもらえば十分なのですが、少し詳しく解説していきます。
ITパスポートは3か月先まで予約できる
ITパスポートの予約は今から3か月後まで予約できます。この記事を執筆しているのは1月中旬ですが、1月20日であれば4月20日までの日程での予約が可能です。つまり、執筆時点で、年度末までの予約が可能な状況です。
年に数回しか受験機会のない試験も多い中、ITパスポートはコンピュータを使用した試験形式で、多くの日程で開催されています。それでも365日、24時間受験できるというわけではありません。受験者数の多い東京都は多くの会場と日程で開催されていますが、地域によっては月に数回の開催というところもあります。まずはITパスポート公式サイトの「試験開催状況一覧」から、開催される場所と日程を確認しておきましょう。
ITパスポート 試験開催状況一覧: https://www3.jitec.ipa.go.jp/JitesCbt/html/examhall/examhall_info.html
「早めに予約したいけど、その日に予定が入ったらどうしよう?」という心配もありますが、ITパスポートは試験日の3日前まで予約することができます。当初予定していた日程の1年後の日程までなら変更できるので、「計画通りに勉強できなかったから、1ヶ月後に受験しよう…」といったことも可能です。
例年2月・3月は受験者が多い
年度末に受験者が多いというのは感覚的な話ではなく、数字にも表れています。下記は2023年4月から2024年3月までの受験者数の推移です。4月~11月は2万人前後で推移しますが、年度末に近づくにつれて増加して、3月は5万人近くと、4月のおよそ2.5倍の方が受験しています。この傾向はここ何年も変わりません。受験者数の多い時期には試験の開催も多いと思いますが、他の時期よりも注意が必要です。
現状の予約状況を見ると、週末、特に月末が人気です。会場によってはすでに3月の予約が埋まっているところも出てきています。例を出すと、東京の会場のひとつ、株式会社アイエスエイ ギンザ・グラッセ試験会場では2月~3月で1回14人定員の試験が40回ほど開催されますが、執筆時点で確認したところ、空きがあるのはそのうちわずか1人分でした。まだ空きのある会場もありますが要注意です!
予約することで学習の目標が決めやすくなるので、ぜひ早めの予約をご検討ください!
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