ドラマチコさん
女性/30代後半
高校で数学が苦手になった典型的な文系。大学は文系学部を卒業し、現在は医薬品メーカーで、医薬品の生産数・出荷数・在庫数を管理する生産調整業務を行っています。パソコンは日常的に使用しており、Officeツールの基本機能は問題なく使えるけれど、ITの知識はあまりない状態でした。
●2018年6月に【770点】で合格
●学習期間は約1ヶ月(合計学習時間は約30時間)
【1日目〜スキマ時間で】過去問を解く→参考書を読む→過去問を解く
最初に行うべきは、実際の試験にどんな問題がでるのか、知っておくことでしょう。そこで、まずは「ITパスポート過去問道場」でいろんな問題を解いてみました。試験回別、試験回ミックス、オリジナル問題集、分野別といろんな設定ができ、さらにID登録して利用すると、回答した問題の正答率を分野別に表してくれるので、自分の苦手分野も把握することができます。間違えた問題だけを復習したり、後で見直したい問題にはチェックをつけたりして、私もフル活用しました。
【勉強のコツ①】まずは受験申し込みをしてしまう!
私の場合、「いつか」の受験では、いつまでも何もしないだろうと思ったので、まずは受験申し込みをしてから勉強を始めました。結果として、十分勉強したとはいえませんが、一応勉強し合格したので良しとしようかと(笑)。ずるずると先延ばしにしてしまう人にはオススメです。
【2日目〜スキマ時間で】イラストと図解がいっぱいの解説本で、1項目ずつ潰す!
実際の試験にどんな問題が出るのかを知り、ある程度、試験範囲の雰囲気が把握出来たら、情報の穴を埋めていくというやり方が効率的だと思います。そこで、私が過去問を解くのと並行して行ったのが、テーマ別の解説本を読み込むこと。『キタミ式イラストIT塾ITパスポート(平成30年度)』(技術評論社)で、頭から順に1項目ずつ読み込んでいきました。項目ごとに説明が詳細なのと、イラストと図解が多用された手書きノート風でわかりやすく、初心者にはおすすめの1冊だと思います。実際、私もITパスポートの受験経験者の方にこの本を勧められました。
【勉強のコツ②】読むのが得意な文系は「読み込み方式」で勉強を!
ITと聞いて、文系の私には敷居が高い印象でしたが、勉強してみると文系・理系にはあまり関係ないように感じました。必要なのは記憶力と経験値、そして読解力と簡単な計算力ですね。特に読解は文系の方のほうが得意かも?得意な方法で勉強するのもコツだと思います。たとえば、『キタミ式イラストIT塾ITパスポート(平成30年度)』(技術評論社)は、文系の私でもするするっと読めたので、ITの専門用語が苦手という人も大丈夫だと思いますよ。
【20〜30日目】類似用語の引っ掛け問題対策を試験前に集中チェック!
試験では似た言葉などを並べて、説明文に対してどれが正しいかを選ぶ問題が出るので、システムなどの概要を理解した後に、文字を隠せる赤シート付きの『1回で受かる!ITパスポート合格テキスト ’18年版』(成美堂出版)で、わからない言葉や類似用語などのチェックをし、『キタミ式イラストIT塾ITパスポート(平成30年度)』(技術評論社)でも同じ言葉を読み込みました。
たとえば、RFP(Request For Proposal:提案依頼書)とRFI(Request For Information:情報提供依頼書)など、よく似ている言葉を、正確に記憶するように気を付けました。他にも、ITパスポートでは、MRP、WBS、SCMなど略語がたくさん出るので、略さない正式名称も理解するようにしたところ、試験にもバッチリ出ました!
【この勉強法は、こんな方におすすめ!】
私が行った勉強法は、「まとまった時間がとれない人」におすすめです。ITパスポートは、学習した分、得点に結びつくタイプの試験だと思います。だから、まとまった時間が取れなくても、すきま時間でコツコツと過去問と参考書の読み込みを行うことで十分に合格点がとれます。忙しくて時間が取れないと思っている方にも、ぜひ挑戦してほしいです。
試験結果レポート
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絵解き解説で読み進めたい、苦手なIT用語もイメージできるようになりたい
キタミ式イラストIT塾 ITパスポート
※上記では最新の年度の本をご紹介しています。