怒涛の試験突破の秘訣は「キタミ式」と「寝る前勉強」!

モリヤスさん

男性/20代後半
新卒で入社した会社を2ヶ月半で退社し、フリーターに。学生時代から触れていたプログラミングで仕事をしようと、ITパスポートを取得。1年後にプログラマーとして就職し、現在はフリーのWeb制作エンジニアをやっています。ゆるい日々をブログYoutubeなどで発信中です(日本全国自転車旅などやっています!)。

●2018年6月に【675点】で合格
●学習期間は約1ヶ月半(合計学習時間は約40時間)
※記事内の書籍画像は当時のものになります。

【1日目〜】参考書で知識を読み込む→過去問を解きまくる

結論から言うと、「参考書で知識を読み込む」→「過去問を解きまくる」の2つだけで、合格できます。

だからこそ、参考書は「わかりやすいもの」を選びましょう。僕は、ITパスポートに加えて「基本情報技術者」と「応用情報技術者試験」を受けようと思っていたので、3冊とも「キタミ式」の参考書を使いました。

キタミ先生のイラストにも親しみが持てて、シンプルに言えば「とにかくわかりやすい!」。イラストや図解も多く、読みやすいので、すらすら読み込めるのが魅力です。試験にも1回でパスできたこともあり、個人的にかなり信頼しているシリーズです。(キタミ先生!大変お世話になりました!)

この参考書を何度も繰り返し読んで、基礎知識を身に着けてください。僕はひとまず3周くらい読みました。

キタミ式イラストIT塾 ITパスポート 令和2年版(技術評論社)
章導入の漫画はぼーっと読んでいても、内容が頭に入ります(笑

勉強のコツ①資格本は読み慣れたものがGOOD!
ITパスポートを受けようと思ったのは、プログラマーとして仕事をしていこうと思ったから。なので、はじめから「基本情報技術者資格」や「応用情報技術者試験」なども受けようと思っていました。それぞれ教本が必要だったのですが、全部「キタミ式」にして正解だったと思います。
けっこう参考書に慣れるまで時間がかかる人もいると思いますが、全部これにしたおかげで、慣れるまでの時間がショートカットされました。なので、全部受けようと思っている人なら、シリーズで揃えることをお薦めします。他にも技術評論社さんからは「栢木先生」のシリーズも出ているので、好みで選ぶといいでしょう。

左から「基本情報技術者資格」「ITパスポート」「応用情報技術者試験」の教本。
キタミ先生のテキストは「おもしろい」&「イラストが多くて視覚的に理解しやすい」のが好きです。

【10日目〜】過去問題をひたすら解いて、間違えたら解説を読む

過去問題は「キタミ式イラストIT塾 ITパスポート(技術評論社)」にも掲載されていますが、やっぱり量がほしいところ。そこで頼ったのが、こちらのサイト「ITパスポート 試験情報&徹底解説 ITパスポート試験ドットコム」。この中に「過去問道場」というページがあるので、そこでひたすら過去問を解きましょう!

僕の場合、「空いた時間で」とすると絶対にやらないので、1日のうち、同じ時間に1時間は試験勉強の時間と決めて、取り組むことにしました。

また、ちょっと時間が空くと、スマホで「過去問道場」をポチポチとやっていました。そして、間違えた問題は、しっかりと解説を読んで理解するようにしました。ただ解説はピンポイントなので、気になるところはもう一度「キタミ式」を読み直すと、全体像や関係性が見えてきます。この「間違った問題」「自信のない問題」にどう対応するかが合格不合格を決めると言っても過言ではないです。当たり前だけど、”重要すぎる点”なので、ぜひ気をつけてください。

なお、過去問道場では、「分野を指定して出題」というのができるので、苦手な分野がわかったら、そこを集中してやってもいいですね。もちろん、キタミ先生の教本にも付箋を貼っておいて復習しましょう。

過去問道場とキタミ式イラストIT塾 ITパスポートのハイブリッドで!
間違えたところには付箋を貼っておいて復習します。

勉強のコツ②23時はITパスポートの勉強の時間と決めておく
僕は「寝る前の1時間」を勉強の時間と決めておきました。「人は寝る直前に勉強したことを、眠っている間に脳に定着させる」と聞いたことがあり、24時の就寝前、23時からの1時間を勉強時間としました。風呂や明日の準備などをすべて終わらせて、あとは寝るだけにしておくのがコツ。なので勉強することを忘れないし、意外と集中できます。
寝付きの悪い人はタブレットやパソコンの光が良くないらしいので、「過去問道場」は昼限定にして、夜は教本メインで勉強すると良いでしょう。デスクライトも黄色っぽい光の方が眠りを妨げないらしいですよ。私は寝付きがいいのであまり気にしませんでしたが。

寝る前の1時間を教本を使った勉強時間に。
スマホやタブレットは眠りを妨げるので、本での勉強がおすすめ

【テスト2週間前から】本番と同じ120分で模擬試験を繰り返す

試験の2週間前からは、同じくITパスポート 試験情報&徹底解説 ITパスポート試験ドットコムのサイトに掲載されている過去問を、本番のテストの時と同じように120分の時間制限を設けて解きました。学生の頃は、テストに慣れていましたが、社会人になると意外と感覚を忘れがち。試験と同じように時間を決めて解くことで、何点取れるか予測もできるし、「どこを捨てるか」も判断しやすくなります。

テストでは「わからなかったらすぐに飛ばす」ことを心がけてやりました。120分に対して、問題は100問あるので1問にかけられる時間は1分10秒くらい。わからない問題に時間をかけてしまって、解ける問題を残したらもったいなすぎます。この感覚を模擬試験で養うわけです。私は過去5年分くらいやりました。

スマホのタイマーで1問1問時間を測るようにして、1分10秒を過ぎたら答え合わせをしていました。
もしあれば、ラップが測れるストップウォッチが便利です。

この勉強法は、こんな方におすすめ!】
私が行った勉強法は、自分で言うのもなんですが、ド定番だと思います。時間にして、1ヶ月前から毎日1時間くらい、2週間前からは120分の模擬試験を1日おきくらいにやる感じなので、忙しい人でもなんとか確保できるのではないでしょうか。

試験結果レポート

無事675点ほどで合格しました!実は、フリーターからプログラマーになりたくて、就職に有利かなと思ってITパスポートを受けたのですが、せっかく合格しても面接などでは「ふーん」という感じでした。国家試験なんだけどなあ。

でも、面接で効果はなくても、ITの基礎知識は身についた実感があります。これからIT業界を目指す方などには絶対おすすめです。エンジニアよりも、むしろ情報系の営業をやっている知人が実際の業務ですごく役に立っていると言っていました。ぜひ皆さんもトライしてくださいね!

モリヤスさんが活用した技術評論社のITパスポート本の最新版はこちら

絵解き解説で読み進めたい、苦手なIT用語もイメージできるようになりたい

キタミ式イラストIT塾 ITパスポート

※上記では最新の年度の本をご紹介しています。

モリヤスさんの勉強の記録(外部blog)はこちら

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